冬場の愛犬の乾燥肌対策にL型必須アミノ酸サプリメント

昔と比べてペットの生活環境も変わり、その変化に伴って体質も大きく変わってきました。


毛皮に覆われている犬ですが、人間と同様に、その肌は乾燥した空気に弱いです。

冬になると室外は空気が乾燥し、室内も暖房で乾燥しているため、犬も人間の乾燥肌と似たような症状が出ます。


乾燥肌になると、犬の皮膚や毛並みが乾燥し、更に肌のハリもなくなっていき、皮膚のバリア機能が低下し、痒みやフケが表れるようになります。

また、犬は乾燥肌である状態を放置してしまうと、あまりの痒さに身体を掻き毟ったり、舐めてしまい、それにより皮膚へのダメージが更に悪化し、菌への抵抗力も低下するので、病気を発症しやすくなります。


このような事態にならないために、「なぜ犬は敏感肌で乾燥に弱いのか」という知識をしっかり把握しておく事が冬場の皮膚病対策にも重要になります。

犬の皮膚を守る被毛の役割

実は犬の皮膚はとても薄く、その厚みは人間の約3分の1程と言われています。

被毛はその薄い皮膚を守るために、保湿や保温の役割を持っているのです。


スムースコートやシングルコートの犬種は被毛が少く、他の犬種と比べて特に乾燥に弱いです。

一方で保湿性の高いロングコートも、その被毛をきちんとケアしてあげないと、本来の十分な保湿ができなくなってしまいます。

犬の乾燥肌の対策に必要な生活環境改善

冬になって皮膚の調子が悪くなった犬や、その予防、対策には、生活環境の見直しと保湿が重要となります。


保湿クリームを使う場合は、鼻や肉球に、まず部位を軽く湿らせてからクリームを塗ると効果的です。

人間のクリームは犬には害になる成分が入っている場合もありますので、犬用のクリームを使用してあげましょう。


また、室内の暖房温度や加湿器などの、湿度調整は勿論、シャンプーやコンディショナーなどの成分、食事の栄養バランスや量、部屋の環境など、犬にとっての生活環境の改善が根本的な解決策、そして予防にもなります。


食事の栄養もとても重要で、犬の皮膚は、毎日食べている食事の栄養から作られています。

冬の乾燥にも負けない保湿性を維持した肌を作るためには、皮膚を作っている栄養素を適量摂取して、皮膚の代謝に必要な栄養素も適量摂取することが必要不可欠です。


皮膚の保湿は、タンパク質から分解されたアミノ酸とアミノ酸から作られる成分が担っていますので、食事の際に良質なタンパク質を必要量食べる事が、乾燥した皮膚を改善して、健康な皮膚になる為に大切です。


タンパク質、脂肪、ビタミン、ミネラルといった栄養素は、犬の毛並みにおいても重要な役割を果たしています。

被毛はそのほとんどがタンパク質で構成されているので、犬の食事に十分かつ良質なタンパク質が含まれていないと、毛が乾燥したり、弱く脆くなっていく可能性があります。


したがって、被毛も皮膚と同じように、良質なタンパク質をしっかり摂取することがしっとり艶のあるサラサラした被毛になる条件となります。

冬場の乾燥に負けない肌を保っていくには、日頃の食生活改善が重要です。

タンパク質が豊富な食事を摂る事で、健康な肌や毛並みを保つ事ができるここまで説明しましたが、もう一点、タンパク質を摂る上で注意する必要があります。


それは、タンパク質を高温調理してしまうと、タンパク質が壊れてしまい、含有率、消化率共に激減してしまう事です。

店頭にて販売されているドライフード等は、200度以上の高温で調理されているので、タンパク質以外にも、多くの栄養素が壊れてしまいます。


そこで、タンパク質の最小の単位であるアミノ酸を、サプリメントを利用することで効率よく摂取していく事が効果的です。

肌や被毛だけではなく、老化によって弱ってくる多くの器官にも、アミノ酸は必要な栄養素です。年齢と共に必要とされる栄養バランスや食事の量も変わってくるので、それぞれの環境に合わせた高品質のL型必須サプリメントを継続して与え、冬に備えて乾燥に耐えうる健康な皮膚を作っていけるように、食生活を中心とした生活環境の改善を心掛ける事が大切です。

家庭のいぬねこ医学で、もっと詳しく犬の病気を知ろう！

愛犬が病気になってしまった時、出来る事はすべてやってあげたいというのが飼い主さんの想いです。犬の病気と犬の身体の事を知って頂き、サプリメントで症状が快方に向かう事を願っております。

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動物病院やお客様からも沢山の症例報告もありますので、犬の病気を知って頂き、改善する為にはどんな栄養素が必要なのかをわかりやすく説明していきたいと思います。