ペットの加齢による筋力低下対策に有効なアミノ酸サプリメント

私たち人間や犬や猫など、動物にとって加齢は避ける事が出来ません。

動物は加齢によって徐々に身体が衰えていってしまいます。


動物として生きている以上、いつかは訪れてしまう老化現象ですが、日頃の生活環境次第で少しでも遅らせる事は可能です。


愛犬や愛猫の老化現象の訪れを遅らせるには、飼い主さんの日頃の気配りが必須となります。

飼い主さんは、ペットの身体の衰えを少しでも遅らせる事が出来るよう、日常生活での適切なケアをしっかりと行ってあげる事が大切です。

動物の加齢による衰えの対策は、日々の食生活と関係します

加齢や病気によって胃腸の機能や代謝量が減少してしまう事で、食が細くなっていきます。

食が細くなりたくさん食べられなくなると、食事での栄養が充分に行き渡らなくなり、身体が弱ってしまいます。


そのため、老化対策には、日頃の食生活を年齢や体調を考慮したものへと見直し、適切な栄養をしっかり摂取出来るように工夫する事が大切です。

また、加齢と共に病気を複数抱えている事も多いため、栄養の摂り方もシニア食なら何でも良いというわけではありません。

愛犬や愛猫それぞれ個々に合った栄養を考え、必要な分を与えていくよう心掛けましょう。

老化現象によって低下した筋力を改善していくアミノ酸

三大栄養素でもあるたんぱく質の最小の単位であるアミノ酸は、動物の健康管理にとって非常に重要な栄養素です。

老齢の犬猫の衰えた低下した筋力の改善には、アミノ酸を補給し筋肉量を増やす事が有効です。

動物の生命活動にとって欠かす事の出来ないアミノ酸のはたらき

昨今ではトレーニングのお供に、飲料や食品としても重宝されているアミノ酸ですが、では一体アミノ酸とはどのような役割を果たしているのでしょうか。



動物の身体を構成するアミノ酸は20種類存在し、それぞれに固有の異なる特性を持っています。

その20種類の内、体内で作る事が出来ず、食事など外部から摂取するアミノ酸を、必須アミノ酸といいます。

また、子供の段階では体内での合成量が不十分で、不足しやすいアミノ酸を、非必須アミノ酸といいます。


必要な必須アミノ酸の種類の数は、動物によって異なり、人間では9種類、犬は10種類、猫になるとその数は11種類にもなります。


また、アミノ酸にはL型アミノ酸とD型アミノ酸が存在し、動物の体内で使われるものはL型アミノ酸となります。


老化現象とは、加齢によって食物を消化した際に作られるアミノ酸がL型からD型に変わってしまい、体内のL型必須アミノ酸が不足する事で、身体全体が衰えてしまうという仕組みになります。

必須アミノ酸の種類とそのはたらき

犬に必要な10種類の必須アミノ酸は、いずれも健康を保つために必要な役割を果たしています。


・バリン

バリンはスポーツ前や運動中、スポーツ後に筋肉へのダメージを軽減してくれるアミノ酸です。

また、血液中の窒素バランスを調整する働きもあります。


・ロイシン

ロイシンは肝機能や筋肉を強化させるのに必要なアミノ酸です。

牛肉やレバーに多く含まれています。


・イソロイシン

イソロイシンは体の成長促進や筋肉強化、神経物質の働きをサポートすると言われています。

お散歩やドッグスポーツ後の栄養補給としてサプリメントを取り入れるのも有効です。


・アルギニン

アルギニンは血行促進や成長ホルモンの促進に重要な役割を持つアミノ酸です。

牛乳 大豆 玄米に多く含まれます。


・ヒスチジン

ヒスチジンは鶏肉や子牛肉、ハム、チェダーチーズに多く含まれています。

発育に欠かせないアミノ酸であるほか、神経機能のサポートもします。

ヒスチジンが多く含まれる食材には犬に与えてはいけないものが多いため、サプリメントでの摂取が安全です。


・リジン

リジンは体内でたんぱく質を組成する際にとても重要です。

サワラやサバに多く含まれているので、魚が苦手な子に与える場合はサプリメントの利用による摂取が有効です。


・メチオニン

牛肉、羊肉、全粒粉小麦に豊富に含まれているメチオニンは、不足すると利尿機能の低下、全身のむくみが生じます。

また、人間用の抗うつ剤としても注目されています。


・フェニルアラニン

フェニルアラニンはうつ症状や太り気味の体型が気になる方に必要なアミノ酸です。

小麦胚芽や大豆に多く含まれていますが、過剰摂取すると血圧上昇の原因になるので注意が必要です。


・トリプトファン

トリプトファンは乳製品や大豆に多く含まれるアミノ酸です。
血液によって運ばれることによってセロトニンというホルモンを分泌し、精神を安定させる効果があります。

医学の分野でも不眠症やうつにお悩みの方向けの治療に活用できるように研究が進められています。


・トレオニン

トレオニンは成長の促進と肝臓への脂肪蓄積防止に大切な必須アミノ酸です。子犬だけでなく、老齢期に入った愛犬の新陳代謝の改善にもお勧めです。

卵や鶏肉、七面鳥といった肉類に多く含まれています。



これらの必須アミノ酸は、全種類をバランスよく摂取することで体内で有効に利用されます。

食の補足なった老齢の犬猫に効率良くアミノ酸を届けるにはサプリメントが有効です

L型必須アミノ酸は、自身の体内で作る事が出来ないため、食事によって体外から摂取していく必要があります。

体内に上質なL型アミノ酸を届け、健康な体内を維持し、免疫力を向上させていく事が、体内にも負担をかけず、筋力低下の改善や老化対策にの出来る効果的な方法と言えます。


病気や加齢などによって食が細くなってしまっても、必要な栄養素は補給しなければなりません。

その中でも、様々な食材にそれぞれ含まれる必須アミノ酸の摂取は、日常の食生活だけで全てを補う事は、非常に困難です。


効率の良いL型必須アミノ酸の摂取は、サプリメントを利用し外から補ってあげる事が有効です。

低脂肪で消化しやすい食事に、上質なアミノ酸が含まれたサプリメントを利用する事で、効率よく必要なL型必須アミノ酸を補給する事が可能です。



愛犬や愛猫が何歳になっても元気に過ごしていくには、病気が進行してしまわないよう、早い段階での病気の発見と正しい治療が必要であり、老化現象においてもこれは同じです。


そのためにも、獣医師さんによる定期的な健康診断は欠かさずに行いましょう。


老化現象の始まりをいち早く察知し、シニア期になり始めの内から、体内で作ることの出来ないL型必須アミノ酸をサプリメントを用いて体内に届け、体組織全てに栄養を届けるようにしていく事が、筋力や元気の低下を改善していくのは勿論、老化現象を遅らせる上でも、とても大事です。



老化現象の原因ともなる、体内のL型必須アミノ酸不足を補うアミノ酸サプリメント

家庭のいぬねこ医学で、もっと詳しく犬の病気を知ろう！

愛犬が病気になってしまった時、出来る事はすべてやってあげたいというのが飼い主さんの想いです。犬の病気と犬の身体の事を知って頂き、サプリメントで症状が快方に向かう事を願っております。

rashiku-rashikuのサプリメントは犬の身体に必要な栄養素を満たすために、人間が飲める最高品質で作られています。

動物病院やお客様からも沢山の症例報告もありますので、犬の病気を知って頂き、改善する為にはどんな栄養素が必要なのかをわかりやすく説明していきたいと思います。