加齢により減少してしまう成分はサプリメントで補いましょう

健康な関節の維持にとって欠かすことの出来ない成分であるグルコサミンとコンドロイチンは、加齢によって減少してしまいます。
これは、人間も犬や猫にとっても同じです。


愛犬、愛猫の健康な関節を長く維持し続けていくためにも、飼い主さんは、グルコサミンとコンドロイチンがどのような成分なのかを把握し、適切なケアをしてあげる事が大切です。

グルコサミンのはたらき

グルコサミンは、すり減ってしまった軟骨の再生を促すはたらきがあり、関節痛の治療などにも多く用いられます。

また、グルコサミンは軟骨成分を生成する基礎となる成分であるため、関節部分の細胞の新陳代謝に重要な役割を果たしています。


加齢と共に発生してくる関節の変形や、それの根本原因を治療する為の物質の中で、グルコサミンは最も強力な治療薬と言われており
その効果は人間は勿論、犬や猫も例外ではありません。


グルコサミンを定期的に摂取することで、吸収された関節の軟骨成分として利用され、変形性関節症や関節炎の予防と改善に効果があります。


また、グルコサミンは元々は体内で生成され、軟骨、爪、靭帯、心臓弁などに存在していますが、年齢を重ねることで減少していってしまいます。

そのため、軟骨は関節にかかる体重や重力の衝撃をやわらげる役割も果たせなくなり、骨と骨の接合部分にある軟骨が、少しずつ減り始めます。


軟骨がすり減ってしまうと、骨と骨が直接すれ合うことになり、骨が変形したり、違和感や痛みを感じたりする関節痛になってしまいます。

なぜグルコサミンを補給する必要があるのか

グルコサミンは関節と関節との間のクッションの役割を担う軟骨の構成成分のひとつです。

グルコサミンを補給することによって軟骨の摩擦が抑えられ、変形関節症の痛みや腫れを軽減し、傷ついた軟骨を修復し再生を促すという効果があります。
また、軟骨の分解を防いだり炎症を抑える作用もあります。


スポーツなどの激しい運動していると、体の特定の部位に負担をかけることが多くなり、その箇所の軟骨がすり減りやすくなります。

このような加齢とは関係のない軟骨のすり減りにも効果があるのがグルコサミンです。

コンドロイチンのはたらき

コンドロイチンは、骨と骨の間の部分である軟骨や関節などにおいて潤滑油の役割を果たします。

また、骨はカルシウムによって生成されていますが、コンドロイチンはこのカルシウムを骨に定着させ丈夫に保つ働きも持っており、骨に於いても関節に於いても重要な要素です。


グルコサミンと同様、コンドロイチンは加齢によって減少していきます。


コンドロイチンが不足してしまうと、関節炎や関節痛の症状を引き起こしてしまいます。

コンドロイチンが老化などによって固くなってしまうと、肌に行くはずである栄養分がうまく行き渡ることができず、肌がより老化していきます。


関節の他にも、コンドロイチンは細胞から排出される老廃物も外に出す役割も果たしています。

コンドロイチンの不足によりと身体の中の細胞の代謝が悪くなってしまい、老化を早めることになってしまいます。

充分な量の摂取が難しいグルコサミン、コンドロイチンをサプリメントで補う

加齢と共にすり減っていく軟骨は、グルコサミンやコンドロイチンなどの軟骨の材料となる成分を摂る事で健康が維持されます。

しかし、グルコサミン、コンドロイチンを食べ物のみで十分な量を摂取することは困難です。
不足しがちな栄養素を効率よく補うには、サプリメントの利用が効果的です。


グルコサミンは、コンドロイチンと共に摂取する事で、その効果をお互いが高め合ってくれます。

ですので、コンドロイチンも含まれたサプリメントを摂取すると、より効果が期待できます。


関節や足腰に負担を与えているか、生活環境の見直しを心掛け、同時に必要な成分であるグルコサミン、コンドロイチンを、サプリメントを利用し不足分を補った生活習慣改善を心掛ける事が、健康な関節の維持と、様々な関節疾患の予防に大切な事です。



日々の食事で十分な量を摂取する事が難しいカルシウム、グルコサミン、コンドロイチンといった、骨に必要な栄養素を補うカルシウムサプリメント

家庭のいぬねこ医学で、もっと詳しく犬の病気を知ろう！

愛犬が病気になってしまった時、出来る事はすべてやってあげたいというのが飼い主さんの想いです。

犬の病気と犬の身体の事を知って頂き、サプリメントで症状が快方に向かう事を願っております。

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動物病院やお客様からも沢山の症例報告もありますので、犬の病気を知って頂き、改善する為にはどんな栄養素が必要なのかをわかりやすく説明していきたいと思います。