足腰の悪い犬猫に有効なグルコサミンサプリメント

昨今では犬や猫も生活環境が変わり、足腰が悪くなる事が増えました。

飼い主さんは、日頃から愛犬、愛猫の仕草や歩き方を気にかけるようにし、異変を感じたら病院に検査をしてもらう事が大切です。

足腰の異変に伴う行動の変化

犬や猫の足腰は、異変に伴い仕草や行動に変化が表れます。
特に腰の異変は徐々に重症になっていく場合が多く、痛がるような様子を見せ始めた時には、既に重症になっている事が多いと言われています。

犬や猫は人間と違い、言葉で不調を伝える事が出来ないため、飼い主さんが察知してあげれるよう日常生活から気にかけてあげる事が大切です。


腰が弱っていると見られる行動の変化


・ソファーや階段に上れなくなった

・トイレに時間が掛かるようになった

・腰回りを触ると嫌がるようになった

・突然腰が抜けるようになった

・歩く時や動作の中で下半身に異変が見られる

腰の悪化の原因となる椎間板ヘルニア

背骨の間のクッションがずれて脊椎を圧迫してしまう椎間板ヘルニアは、腰の異変の原因となる病気です。
加齢や肥満、無理な運動により背骨のクッションがすり減ってしまうこの病気は、人間だけではなくとても多くの犬が発症しています。

椎間板ヘルニアは徐々にクッションがすり減ってしまうので、初期症状は軽度なものとなりますが、重度になると動けなくなってしまい非常に危険な病気です。


椎間板ヘルニアの軽度な症状

・背中を触ると痛がる
・あまり動きたがらない
・段差の昇降が辛くなる


椎間板ヘルニアの重度な症状

・後ろ足をひきずって歩くようになる
・段差の昇降が不可能になる
・横になったまま動けなくなってしまう



他にも、股関節形成不全や神経の感染症、腫瘍、変性症などは、腰の痛みの症状が現れやすい病気です。

ペットの足腰を守る為の生活環境改善

足腰の異変は、主に先天性の遺伝的な原因が強く影響していますが、それ以外の環境的な誘因については、日頃の生活環境改善である程度予防が出来ます。
飼い主さんは、愛犬や愛猫の生活環境を見直し、関節に負担を掛けてないか、怪我をする可能性があるかもしれないという事を意識する事が大切です。


・お散歩中はコンクリートの道を可能な限り避ける


愛犬との散歩はできるだけコンクリートを避け、柔らかい土の上や芝生を通りましょう。

都会ではなかなか難しいかもしれませんが、土の場所や柔らかい場所をなるべく探してポイントを見つけてあげる事が大切です。

土や柔らかい場所を歩く事で、筋肉が発達し、関節を守ることにも繋がります。



・フローリングをやめてカーペット等でカバーする

人気のフローリングですが、犬猫にとっては滑りやすく足腰の関節にも負担が掛かり、怪我をしやすい環境です。

カーペットやじゅうたん、マットなどを敷く事でフローリング部分をカバーし、滑りにくい環境を整えましょう。



・家具の配置に気をつける

ソファーやベッド、椅子などから飛び降りた後に、歩き方がおかしくなり病院に連れて行ったというのは、特に小型犬によく見られるケースです。

犬は夢中になって走り回っていると周りの状況が見えなくなってしまう事が多く、家具にぶつかる頻度が増えるので、行動範囲を意識した家具の配置に変え、足元には滑らないようにマットなどを敷いたりスロープを設置するなどの対策をしましょう。

同じ理由で、階段の昇り降りをできるだけ避けるようにすることも大事です。

健康な足腰を育てる食生活

生活環境を見直すと同時に、食生活の改善も必要不可欠です。


体重増加による関節への負担は脱臼や骨折にも繋がります。
食事のバランスと適度な運動をさせる事で、適切な体重管理を心掛けましょう。


そして、健康な関節の維持にはグルコサミンとコンドロイチンが欠かせません。



グルコサミンとは


グルコサミンは、軟骨の構成成分であるムコ多糖類の一種で、糖に、アンモニアの水素原子を炭化水素基で置き換えた物質であるアミンが結びついた成分で、体内の各組織の柔軟性や弾力性に寄与しています。

グルコサミンを定期的に摂取することで、変形性関節症や関節炎などの関節疾患の予防と改善に効果があります。

1990年代からはアメリカで、ペットや競走馬などへの関節炎治療としても使われるようになりました。


現在ではサプリメントなどにも配合されており、分子の中に塩酸基があるグルコサミン塩酸塩と、硫酸基があるグルコサミン硫酸塩が使われています。



コンドロイチンとは


コンドロイチンの役割は体内の水分量をコントロールしたり、骨と骨の間の部分である軟骨や関節などにおいて潤滑油の役割を果たします。

また、骨はカルシウムによって生成されていますが、コンドロイチンはこのカルシウムを骨に定着させる働きも持っており、骨に於いても関節に於いても重要な要素です。


軟骨は加齢と共に体内で材料を作る力が低下するため、だんだんすり減ってしまいます。

ですので、グルコサミンやコンドロイチンなどの軟骨の材料となる成分を摂ることが有効です。


しかし、グルコサミンは食品には少ししか含まれていないため、食べ物からだけでは十分な量を摂取することが困難なため、サプリメントで補うことが推奨されています。

グルコサミンは、コンドロイチンと共に摂取する事で、その効果をお互いが高め合います。
サプリメントを利用する際は、これらを両方含んだものを使う事が効果的です。


食生活、生活環境の見直しを心掛けながら、カルシウム、グルコサミン、コンドロイチンが配合されたサプリメントを利用し不足分を補い、関節や足腰に過度な負担をかけない生活を心掛ける事が、足腰や関節の病気の予防と、健康な足腰を維持し続ける事にとって、とても大切です。


日々の食事で十分な量を摂取する事が難しいカルシウム、グルコサミン、コンドロイチンといった、骨に必要な栄養素を補うカルシウムサプリメント

家庭のいぬねこ医学で、もっと詳しく犬の病気を知ろう！

愛犬が病気になってしまった時、出来る事はすべてやってあげたいというのが飼い主さんの想いです。

犬の病気と犬の身体の事を知って頂き、サプリメントで症状が快方に向かう事を願っております。

rashiku-rashikuのサプリメントは犬の身体に必要な栄養素を満たすために、人間が飲める最高品質で作られています。

動物病院やお客様からも沢山の症例報告もありますので、犬の病気を知って頂き、改善する為にはどんな栄養素が必要なのかをわかりやすく説明していきたいと思います。