ミニチュアダックスのヘルニアにカルシウムサプリメント

椎間板ヘルニアはミニチュアダックスフンドが発症しやすい病気とよく言われております。

なぜミニチュアダックスが発症しやすいか、その原因から考えていきたいと思います。

椎間板ヘルニアになりやすい犬種

　椎間板ヘルニアはミニチュアダックスの他に、シーズーやビーグル、コーギーなども発症しやすい犬種と言われております。

その犬種らに共通しているのが「軟骨異栄養犬種」です。

軟骨異栄養犬種とは、成長期にて、骨の両端にある成長軟骨が、

早い段階で成長が止まってしまう犬種のことを言います。

本来長い骨を作る予定だった軟骨に成長異常が発生した結果、
短い足となります。

この軟骨の成長不良は手足だけではなく、背骨の一つ一つにも起こりえるので、椎間板という背骨の間にある軟骨が柔軟性を失って、椎間板ヘルニアが起こってしまいます。

椎間板ヘルニアの再発率について

　椎間板ヘルニアの原因である骨の変性・老化の進行により、
一箇所が椎間板ヘルニアになれば、その他の箇所でも発生する可能性が高いです。

また、完治していない場合であれば、同じ箇所が再発する可能性もあります。

オーダーメイドのコルセットで、犬の腰をサポート

　椎間板ヘルニアの治療には、脊髄の固定が重要ですが、
犬を安静にさせることが難しいため、治療に犬用のコルセットを使うケースもあります。

獣医師さんがサイズをはかるオーダーメイドなので、体にフィットし負担が軽減されます。
痛みが減り、症状の進行がある程度おさえられるので、生活の質を維持できます。

椎間板ヘルニアには骨と筋肉の強化を

　椎間板ヘルニアの予防として、肥満の防止が考えられます。

適度な運動で脂肪を燃焼させると同時に、背骨周りの筋肉などをつけることも大切です。

疲労骨折しない丈夫な骨と体を支えるしなやかで頑丈な筋肉があれば、
それだけ背骨の関節部にある椎間板にかかる負担が軽減します。

しかし過度の激しい運動は危険です。
初期症状の椎間板ヘルニアの場合などは、急な動作や衝撃で背骨が圧迫され、
発症の原因にもなりえる可能性があります。

適度な運動と平行して、カルシウムの摂取を行なっていきましょう。

　カルシウムは骨だけでなく、筋肉の働きを正常に保つ上でも重要な役割を担っています。
筋肉を収縮する際などにも必要な栄養素でもあるからです。

サプリメントにより愛犬にカルシウムを与えるなどして、
椎間板ヘルニアに負けない体づくりを心がけていきましょう。

家庭のいぬねこ医学で、もっと詳しく犬の病気を知ろう！

愛犬が病気になってしまった時、出来る事はすべてやってあげたいというのが飼い主さんの想いです。犬の病気と犬の身体の事を知って頂き、サプリメントで症状が快方に向かう事を願っております。
rashiku-rashikuのサプリメントは犬の身体に必要な栄養素を満たすために、人間が飲める最高品質で作られています。
動物病院やお客様からも沢山の症例報告もありますので、犬の病気を知って頂き、改善する為にはどんな栄養素が必要なのかをわかりやすく説明していきたいと思います。