老齢の犬の健康の維持に、アミノ酸サプリメント

人間も犬も猫も、老齢になれば活動量も減りますし、消化機能が衰えたり、基礎代謝力が低下していきます。

老齢の犬の食事は、栄養面が原因となる老化現象を防ぐ為の重要なポイントになります。

一見健康そうに見えますが、潜在の病を持っているような犬や猫にとっては、その病気に対応する処方食は進行を遅らせたり、悪化させないためには不可欠です。

老齢の犬にとっての栄養とは、身体の成長のために必要なものではなくで、身体の健康を維持するための栄養です。

ですので、過剰に与えてしまうと、更なる病気の誘発や悪化や肥満などに繋がってしまいます。

老化の特徴を把握する

一般的に、犬の老化は大型犬ほど早く表れると言われています。

例えば、大型犬のセント・バーナードは5～7歳で老化が始まりますが、小型犬のチワワは、10～12歳前後で老化を迎えます。

犬が老化を迎えると、身体も心も、変化が表れます。
外見的な変化として、「被毛に艶がなくなる」、「目が白く濁ってくる」などの変化がみられます。


また、肉体の衰えからしぐさも変わります。

耳が遠くなり、呼んでも反応しなかったり、足が衰え、ゆっくりと動くようになります。

精神的にも筋力の低下から、動くことが億劫になります。


他にも、体の機能が低下する不安から、愛犬が飼い主への依存度を高めたりする場合もあります。


これだけの様々な変化に対応していくには、まず生活環境の改善が必要となります。愛犬ができるだけストレスを感じないで過ごせる環境をつくる必要があります。

老齢の犬に必要な栄養素

個体差はありますが、加齢に伴った病気を複数抱えているケースが多いので、栄養の摂り方もシニア食なら何でも良いわけではありません。

個々に合った栄養を考えて、必要な分を与えていくようにしてください。基本的な必須栄養素は、三大栄養素のタンパク質・脂肪・炭水化物と、ビタミン・ミネラルになります。


多くの老齢犬は食餌性のタンパク質の消化や排泄能力が低下してきます。

また、除脂肪体組織量の減少に伴って必要量か減少してきます。
実際には、食事の量が少なくなるので、壮齢期より良質のタンパク質の含まれた食事が必要になります。健康な老齢犬には、タンパク質の制限は必要ありません。

全ての身体組織を形成するアミノ酸の働き

肉の赤身や魚、大豆等を食べた際に含有されているタンパク質は、体内で『アミノ酸』と呼ばれる22種類の物質に分解されます。

このアミノ酸の中で、体内で合成する事ができず、食事をする事で摂取する必要のあるものが必須アミノ酸で、

成犬では体内で合成できるものの、成長の早い段階では体内での合成量が不十分で、不足しやすいアミノ酸を、準必須アミノ酸といいます。


体内で合成されず、食べ物からとらなければならない必須アミノ酸の数は11種類にもなります。

アミノ酸は血液を介して各身体組織に運ばれ、各組織でそれぞれの遺伝情報によって、全ての身体組織を形成します。

また、新陳代謝で重要な役割を果たす酵素や免疫抗体を生成します。

犬の老化の予防、老化した犬の健康の維持にアミノ酸サプリメント

アミノ酸はD型アミノ酸と、L型アミノ酸の二種類があり、体内ではL型アミノ酸しか利用できません。

老化現象による衰えは、食物を摂取した際に作られるアミノ酸が、L型からD型へと変わっていってしまい、これにより、体内のL型アミノ酸が不足し、身体の全組織の機能が衰えてしまう事を指しています。


ですので、外からL型必須アミノ酸を効率よく摂取出来るアミノ酸サプリメントを用いて、良質なL型必須アミノ酸を身体の中の様々な部位に届けてあげることが、老化の予防や老化した犬の健康の維持にも繋がる大事な事となります。

家庭のいぬねこ医学で、もっと詳しく犬の病気を知ろう！

愛犬が病気になってしまった時、出来る事はすべてやってあげたいというのが飼い主さんの想いです。犬の病気と犬の身体の事を知って頂き、サプリメントで症状が快方に向かう事を願っております。

rashiku-rashikuのサプリメントは犬の身体に必要な栄養素を満たすために、人間が飲める最高品質で作られています。

動物病院やお客様からも沢山の症例報告もありますので、犬の病気を知って頂き、改善する為にはどんな栄養素が必要なのかをわかりやすく説明していきたいと思います。