猫に老化現象があらわれたらアミノ酸サプリメント

　人間も猫も、年月と共に年をとり老化していきます。
老化は自然の摂理であり、病気ではありません。

しかし、生き物が年をとって老化が進むと、
様々な病気を発症しやすくなることは避けられません。

これは、体をつくっているあらゆる細胞や組織、
そして臓器の働きが衰え、若い時の活力を保つことが難しくなるからです。

猫も高齢になるにつれて、体の機能が低下し、
環境の変化への抵抗が下がって、様々な病気にかかりやすくなります。

猫と犬の寿命の違い

　犬の場合は、犬種によって体の大きさが著しく異なり、
一般に大型の犬ほど早く老化が始まります。

おおよそ小型犬は大型犬の1.5～2倍くらい長生きする場合もあります。

これに対して猫の寿命は、種類が異なってもそれほど大きくは違いません。

猫はどんな種類でも、体の大きさに極端な違いはなく、体型もよく似ています。

猫の老化による変化

　飼い主さんが猫の老化に気付かされるのは、
行動が次第に鈍くなってくることです。

猫は元々よく眠る動物ですが、老化と共にいっそう眠っている時間が増えます。
そして、普段自由に外出できる猫は外出の回数が減り、屋内で過ごす時間が長くなります。

外見にも違いがあらわれます。

まず被毛（体の表面を覆う毛）に明らかな衰えが生じます。

若い時の猫の毛は柔らかくてツヤがあり、
適度に空気を包み込んでふんわりしています。

しかし老化が始まると、被毛がつやを失うだけでなく、
撫でつけたように毛が寝てしまったり、被毛全体に割れ目が生じるようになります。

そして全身の筋肉が次第にハリを失い、おなかが垂れ下がります。

こうして猫が年をとるにつれ、様子やしぐさが変化すると、
体の中でも着実に変化が起こっています。

重要な臓器の働きが次第に弱まり、様々な病気を発症しやすくなるので注意が必要です。

猫の老化現象にはアミノ酸サプリメント

猫の主な老化現象のひとつに、被毛のつやの減少などがみられます。
その症状をケアするために、アミノ酸のサプリメントを使用するという方法があります。

猫の被毛は「ケラチン」と呼ばれるタンパク質から作られており、

そのケラチンを構成している成分が、メチオニンなどのアミノ酸なのです。

そして猫は食事から摂取したタンパク質の約25～30％が、皮膚や被毛のために使われる、という報告もあります。

被毛だけではなく、老化によって弱ってくる多くの器官にも、アミノ酸は必要な栄養素です。
毎日の食事にサプリメントを加えるなどして、愛猫にアミノ酸を与えてあげましょう。

家庭のいぬねこ医学で、もっと詳しく犬の病気を知ろう！

愛犬が病気になってしまった時、出来る事はすべてやってあげたいというのが飼い主さんの想いです。犬の病気と犬の身体の事を知って頂き、サプリメントで症状が快方に向かう事を願っております。
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動物病院やお客様からも沢山の症例報告もありますので、犬の病気を知って頂き、改善する為にはどんな栄養素が必要なのかをわかりやすく説明していきたいと思います。