犬の胃腸炎には乳酸菌サプリメント

犬の胃腸炎とは？

　胃腸炎とは、胃から腸にかけての粘膜に生じた炎症のことをいいます。

主な症状は、下痢や嘔吐、脱水症状などをひき起こします。

　胃腸炎にかかる原因として、過食や冷えたもの、腐ったものを食べることや、
本来食べられないような薬品などの誤飲、

そして細菌や寄生虫、ウィルスなどに感染することで発症するケースなど、
様々な原因が考えられます。

さらに炎症が悪化し、出血を伴う胃腸炎に進行すると出血性胃腸炎になります。

出血性胃腸炎

　胃や腸の粘膜が急激に破壊され、水分と血液不足により、ショック症状に陥ります。

さらに障害を受けた粘膜からは細菌や毒素が侵入し、敗血症などを引き起こします。

出血性胃腸炎の主な症状

　次の症状が突然発症する場合があります。

・急に元気がなくなる
・食欲不振
・脱水症状
・呼吸、心拍数の増加
・嘔吐、吐血
・出血性の下痢（赤黒い血便）

出血性胃腸炎の治療について

　犬の出血性胃腸炎の治療法としては、疾患の原因が詳しく解明されていないため、
既にあらわれている症状の軽減を目的とした治療が施されます。

細菌感染を防ぐために抗生物質の投与や、ショック症状予防にステロイドの投与、
出血・脱水症状を補うための輸液など。

出血性胃腸炎の原因

　出血性胃腸炎の発症原因はいまだ不明な部分が多く、
明確にはわかっておりませんが、発症傾向から以下のようなことが考えられます。

・犬種、年齢

　年齢が５歳以下（２～４歳）の小型犬が発症しやすいといわれています。

具体的な犬種は、ミニチュアダックスフント、トイプードル、
ポメラニアン、マルチーズなど。

・免疫
　一部では、免疫的な反応、免疫異常との関わりが指摘されています。

胃腸炎の予防に、食事性の見直しと胃腸の免疫力強化を

　予防策としてまず考えられることは、愛犬の胃腸に有害なものを入れないようにすることです。

毎日の食事が愛犬にとって良いものであるかどうかを見直したり、
誤飲を防止するために、屋外・屋内を問わず、しっかり様子を見てあげることが大切です。


　そしてウイルスなどに対抗するため、免疫機能について考えましょう。

発症元である胃腸の免疫力に関わるものに、有用菌（善玉菌）があります。

有用菌は免疫力を高めたり、感染防御の作用があるとされています。

　代表的な有用菌に乳酸菌などが挙げられます。

愛犬にも乳酸菌が不足しないよう、サプリメントなどを使用して、胃腸炎を予防しましょう。

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愛犬が病気になってしまった時、出来る事はすべてやってあげたいというのが飼い主さんの想いです。犬の病気と犬の身体の事を知って頂き、サプリメントで症状が快方に向かう事を願っております。
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