愛犬の口臭が気になり始めたら、腸に問題がある可能性があります

毎日、犬の歯磨きや口臭のケアをしっかりしているはずなのに、口が臭くなってきたと思う事があると思います。

この口臭の原因は、口内の病気の他にも、内蔵に異常が見られる可能性があります。


飼い主さんは、愛犬の口臭の異変の原因を察知し、早めの対策を心掛ける事が大切です。

口臭と腸内の状態の関係

口臭の原因は、歯垢や歯石が溜まっていたり、歯肉炎や歯周病などが起こっているような、口内環境の乱れに原因に多いです。


しかし、口臭の原因は口の中だけではなく、腸内環境の悪化も原因となる場合があります。


腸内環境が悪くなると、悪玉菌が増加し毒素を出し腐敗臭を発生させます。

この腐敗臭が、腸管から血液を通して吸収され、肺の呼気として口から悪臭を出してしまいます。


口臭のみならず、腸内環境が悪くなると、身体の様々な場所に悪影響を及ぼします。

更にそのまま放置してしまうと、腸内から出た毒素が他の内臓に影響を与えて腸以外の病気の原因になることもあります。

整腸に大切な「酵素」とは

栄養素の殆どは、腸から吸収されており、腸内環境が整っていると、身体にしっかりと栄養が行き渡り、免疫機能も向上されます。

また、腸内の大量の腸内細菌が、有害物質や病原菌から守ってくれるようになることによって、病気に強い身体へとなります。


腸内環境を整えるための鍵となるのが、食べ物の消化を補助する「酵素」と、腸内細菌のバランスを整えるのに必要なのが「プロバイオティクス」です。

この二つは、腸内環境の改善にとても大切な要素となります。


酵素は、食べ物の消化、分解や吸収を助ける働きをするほか、自然治癒力を高め、体内の新陳代謝を正常に保つという、生物の生命活動においてとても重要な働きをしています。


プロバイオティクスは、体内に善玉菌を届け、これを繁殖させ、腸内細菌のバランスを保つように作用しています。


しかし、この酵素とプロバイオティクスは、現在あるドッグフードなどのドライフードやウェットフードをなどでは補うことができません。

その原因は、これらは全て熱に弱く、48度以上加熱してしまうと死滅してしまうため、加熱によって加工された食品からは摂取する事が出来ないからです。


本来の対策としては、口臭が気になるなら、生の酵素を与え、酵素を補うようにすれば良いのですが、人間との共生に慣れてしまった犬や猫は、野生の犬猫よりも胃腸が弱いです。

生食ばかりの生活になるとお腹を下してしまい、急な食生活の変化にストレスも溜まってしまいます。


大切なのは、今の食事内容を維持したまま、腸内環境を整える事です。

そこで、酵素を含んだサプリメントによる、腸内環境の改善が効果的となります。

しかし、実はサプリメントによって外から酵素を直接体内に取り入れるのは、容易なことではありません。


というのも、体内に取り入れようにも、強力な胃酸によって溶かされてしまい、身体の中に酵素が届く頃にはその消滅してしまうからです。

そこで、サプリメントによって「生きた酵母を体内に届ける事が重要となります。


微生物ですが、酵母は生物です。胃酸に負けず体内に届き機能してくれます。

上質な天然酵母と乳酸菌が含まれたサプリメントを取り入れた上で、規則正しい生活、栄養たっぷりの食事、ストレスをかけない事を意識し、腸内の理想的なコンディションを維持する事が、ペットの健康の維持や長生きにとって、とても大切な事です。

家庭のいぬねこ医学で、もっと詳しく犬の病気を知ろう！

愛犬が病気になってしまった時、出来る事はすべてやってあげたいというのが飼い主さんの想いです。犬の病気と犬の身体の事を知って頂き、サプリメントで症状が快方に向かう事を願っております。

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